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団体参拝旅行

11月5日から1泊2日の日程で団体参拝旅行を実施した。本年は長野県上田市にある常楽寺の北向観音堂開創1200年を記念した特別開帳に合わせて実施され、両日とも長野の名刹を巡拝した。
　第1日目は、重要文化財の三重塔が紅葉に映え、「花の寺」とも呼ばれる前山寺を参拝。続いて特別開帳中の北向観音堂を参拝し、御簾越しにご本尊・千手千眼観世音菩薩さまに拝顔した。堂内では、代表役員である松景崇誓師のご厚意のもと『観音経』を読誦させていただいた。その後、国宝八角三重塔で有名な安楽寺、さらに北向観音堂の本坊である常楽寺を参拝した。
　第2日目は、「一生に一度は善光寺詣り」で知られる善光寺を参拝。善光寺一山常智院のご住職・宮澤覚順師にご案内いただきながら、境内各所を巡拝し、本堂内にて特別法要のご厚情をいただいた。旅の最後は小布施にて、NHK大河ドラマ「べらぼう」でも話題の葛飾北斎ゆかりの地を訪れた。北斎館では作品群を鑑賞し、岩松院では北斎傑作の天井画「八方睨み鳳凰図」を拝観した。
　歴史豊かな仏縁の地の巡礼は、魔事なく満了し、一同法悦のもと帰路についた。