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まんしゅう母子地蔵説明板新調
宝蔵門を正面に見て右手側に建立されているまんしゅう母子地蔵の説明板が4月上旬に新調された。従来は日本語のみの説明板であったが、英語・中国語・韓国語が追加され、4か国語の説明板となった。
第二次世界大戦末期、中国東北部(旧満州)で生活していた多くの方々は故郷へ戻ろうとしたが、終戦前後の大混乱の中での飢えや寒さ、暴動などによって、約24万人もの市民らが犠牲となった。まんしゅう母子地蔵は、犠牲者や残留者を思い、帰国を果たした引揚者の有志によって、平成9年(1997)に建立された。石像のデザインは漫画家のちばてつや氏が担当され、母子3人が寄り添った姿となっている。