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万霊燈籠供養会
第2次世界大戦終戦の日である8月15日には、毎年本堂において夕刻、戦災殉難者追悼とお盆の回向の為に万霊燈籠供養会が営まれる。元々は戦没者慰霊の為の「流燈会」として、終戦翌年の昭和21年(1946)に始まった法要である。昭和41年(1966)までは隅田川への燈籠流しも行われていた。
現在はご信徒がお申し込みになった燈籠が本堂外陣の施餓鬼壇の前に整然とお祀りされ、供養法要が執り行われている。本年も法要の開始とともに燈籠が灯され、内陣にて一山住職総出仕による総回向の法要が厳修された。その後外陣にて灯された燈籠の間を一山住職が散華行道し、施餓鬼壇において供養が行われた。続いて全ての燈籠が本堂裏(北側)に運ばれ、参詣者が合掌をもって見守る中、焚焼供養が行われた。
昨年2月以来のロシアによるウクライナ侵攻をはじめ、世界は未だに紛争の種を抱えている。当山としてご本尊観音さまに、真の世界平和の一刻も早い到来を心よりお祈り申し上げる次第である。