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文化財防火デー消防訓練
1月25日、「文化財防火デー」(1月26日)を前に、浅草寺境内で消防訓練が行われた。
日本堤消防署の署員、浅草神社、浅草寺周辺の町会の方々など近隣の皆さまが参加され、浅草寺からは寺僧、職員からなる自衛消防隊等が参加した。訓練では本堂で出火した想定により、寺僧が堂内から仏像、什宝などを運び出し、ご参拝中のご信徒の誘導、消防署署員とともに寺僧、職員も本堂への放水訓練を行った。その後、本堂東側に位置し、重要文化財に指定されている二天門においてドレンチャーの放水が行われた。
当日はニュースで「10年に1度の寒波」と報道されるほどの非常に寒い日であり、訓練の始まった朝9時には浅草でも気温がようやく氷点下を抜け出すかどうか、といった寒さであった。参加された方々は放水の際、水しぶきを浴びて大変寒い中の訓練となったが、終始真剣な表情で臨み、境内消防活動への思いを新たにしていた。