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正五九大護摩
浅草寺では本堂内陣の東側にお不動さまがお祀りされており、毎日の朝勤行に引き続き一山住職による護摩供が修されている。これに加え、正月、5月、9月の28日には、午前10時より一山住職が揃って出仕する「正五九大護摩」の大法要が厳修される。
1月28日、貫首大僧正を大導師に「正五九大護摩」の法要が営まれた。貫首大僧正の修法の間、一山住職は大太鼓に合わせてご真言をお唱えし、法要の終盤には般若心経も読誦された。
護摩とは「焼施」(供物を火に投げ入れ供養すること)を意味する梵語homaの音写であり、護摩供ではお不動さまを諸々の供物によって供養し、修法中には火が焚かれる。火中に供養することは同時に三毒(貪瞋痴)のような煩悩を滅することをも意味し、お不動さまの大きなご利益を物語るものである。内陣に随喜されたご信徒各位は大護摩の間、熱心に手を合わせて祈られていた。