雷門(風雷神門)
  天慶5年(942)平公雅(たいらのきんまさ)によって創建され、その初めは駒形付近にあった。鎌倉時代以降現在地に移築された際、風神・雷神が初めて奉安されたといわれる。
  当初は、伽藍守護のために、風水害または火災からの除難を目的としてこの二神がまつられたもので、一種の護法善神(ごほうぜんしん)と見るべきものであったが、さらには、風雨順時の天下泰平、五穀豊穣の祈願もこめられるようになったものと推測される。
  現在の門は、慶応元年(1865)12月12日の田原町大火で炎上した門に替わり、昭和35年(1960)、95年ぶりに松下電器創始者松下幸之助氏のご寄進により、復興再建され、浅草寺の総門として威容を誇っている。また、浅草の顔としても全国的に有名。
雷門全景

様式 本瓦葺 切妻造り八脚門 鉄筋コンクリート
合成樹脂塗装
建坪 69.3m(21坪)・間口 11.4m・高さ 11.7m
炎上史 [1]寛永19年(1642)2月19日焼失、慶安2年(1649)12月落慶
[2]明和4年(1767)4月9日焼失、寛政7年(1795)3月落慶
[3]慶応元年(1865)12月12日、田原町大火により焼失
現在 昭和35年(1960)5月1日 95年ぶりに再建
昭和57年(1982)4月17日 塗り替え工事完成
風神・雷神像
雷神像   風神像
雷神像   風神像
慶応の大火により頭部を残して焼失
明治7年(1874) 塩川蓮玉氏により補刻 丈2.3m
昭和35年(1960) 森大造・萩原雅春氏により修補彩色
風神(ふうじん)・雷神(らいじん)は、風や雷をつかさどる神さまであり、浅草寺の護法善神である。元々雷門はこの二神の名前から「風雷神門(ふうらいじんもん)」と呼ばれていたが、いつの頃からか雷門とだけ呼ばれるようになった。
龍神像
天龍像   金龍像
天龍像   金龍像
昭和53年(1978)3月 松下グループ有志により寄進
天龍 高さ 2.93m・重さ 250kg(男性の姿)
金龍 高さ 2.74m・重さ 200kg(女性の姿)
天龍は平櫛田中氏、金龍は菅原安男氏により謹刻、木曾檜造り。
この両像は、水をつかさどる龍神さまであり、浅草寺の護法善神である。雷門の背面、風神・雷神と対称となるように奉安されている。
提灯 高さ3.9m・幅3.3m・重さ700kg
平成25年(2013)11月 掛け換え(5回目)
「金龍山」額 京都・曼殊院門跡の良尚法親王筆の模写
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