五重塔
  五重塔とは、お釈迦さまのご遺骨を奉安する仏塔の形式の一つである。
 浅草寺の五重塔は、天慶5年(942)平公雅(たいらのきんまさ)が本堂と共に建立したのを初めとして、その後数度倒壊、炎上に遭ったが、その都度再建された。
 徳川3代将軍家光により本堂・仁王門などと共に建立された国宝五重塔は、太平洋戦争の戦火により、昭和20年(1945)3月10日、他の伽藍とともに惜しくも焼失した。戦後、浅草寺は十方ご信徒各位のご信助を得て、本堂、雷門、宝蔵門と伽藍復興に邁進し、牌殿・書院・他付属施設を備えた新様式の五重塔院を再建するに至った。
五重塔全景

五重塔院
地鎮式 昭和43年(1968)10月17日
着工式 昭和45年(1970)10月17日
(第一期工事)
塔完成
昭和48年(1973)11月1日
上棟式 昭和46年(1971)11月25日
  聖仏舎利(せいぶっしゃり)
聖仏舎利
塔最上層の第五層に奉安
昭和41年(1966)3月18日、スリランカ国、 イスルムニア王立寺院より正式に請来された。
仏舎利とは、お釈迦さまのご遺骨のこと。
霊牌殿 百躰観音像
百躰観音像
塔四囲の霊牌殿1室(区画)ごとに一躰の聖観世音菩薩を安置し、その周囲にご信徒各位の永代供養位牌を奉安する 。
大牌殿

大牌殿
正面に阿弥陀三尊仏が安置され、永代供養位牌が奉安される。

その他施設 大・小会議室、書院、文庫、寺務所、機械室などがある。 閼伽(あか)の井戸跡〔正面広場に設置。かつて本堂のご本尊ご宝前(ほうぜん)に供える水はこの場所の井戸から取っていた〕。
法要 牌殿の参拝日は毎月15日及び、春秋彼岸、7月お盆。また、釈尊の三聖日である、2月15日(涅槃会)、4月8日(仏生会・花まつり)、12月8日(成道会)の三日は牌殿の参拝及び五重塔最上層聖仏舎利の参拝日。
五重塔牌殿の参拝は、原則として、永代供養を申込まれたお施主様及びご親族様に限らせていただきます 。
毎日回向法楽 毎月1日、三聖日は大法要
建立小史 天慶5年(942)平公雅建立
長久2年(1041)大震災にて倒壊。その後詳細不明
寛永元年(1624)修復、同8年炎上、同12年再建、同19年炎上
慶安元年(1648)徳川家光再建。元禄5年(1692)修復
享保4年(1719)、明治19年(1886)修復
明治44年(1911)国宝指定
昭和20年(1945)3月10日 東京大空襲にて炎上
昭和48年(1973)11月1日 塔院とともに再建

慶安五重塔・昭和五重塔 新旧比較
  旧(慶安塔) 新(昭和塔院)
位 置 本堂の東南 本堂の西南
構 造 木造 鉄骨、鉄筋コンクリート
塔 高 33.18m 48.32m(地上、53.32m)
九輪高 7.86m 15.07m
初層幅 4.85m四方 7.50m四方
屋根瓦 初層より4層、本瓦葺
第五層のみ銅板丸瓦風
※なお、旧塔の三層西南の稚児棟の羊角猿面瓦は、新塔でも旧塔に模して葺かれている
面 積   土瓦風アルミ合金瓦
塔院 1723.12m
屋上(牌殿)1,195.58m
延面積 6,216.23m
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